2006年10月02日

豊玉浴場(練馬区)周辺

 豊玉浴場の近辺には、鉄筋コンクリート建の公営住宅や社宅等、似たような建物が多いので、何度か行ったことがある私でも簡単に迷います。
 初めての方には、地図をプリントアウトして持参することを、お勧めします。
 この写真は、豊玉浴場そばの都営住宅に住み着いているとおぼしき、子猫三匹。

豊玉浴場(練馬区)周辺/猫三匹/060917.JPG
 
 みんな同じ方向を向いているのは、もちろん、宇宙からの怪電波に操作されているからです。

 豊玉浴場から、歩いて1、2分のところには、知る人ぞ知る名店、ラーメン屋の「めんめん」があります。
 帰りに昼食をとろうかと思ったのですが、開店前でした。残念!

豊玉浴場(練馬区)周辺/めんめん/060917.JPG

 トンコツ派の私は、醤油味の東京ラーメンはさほど好みではないのですが、「めんめん」のラーメンは大好きです。
 ちょっと太めのちぢれ麺が、たまらんのです。
 メニューには「唐揚ラーメン」なるものも、ございます。醤油ラーメンの上に、鶏の唐揚がゴロゴロ乗っているのです。
 かなり食べごたえがありますので、学生さんや男性にお勧めであります。

 「めんめん」の番地や営業時間がわからなかったので、このページQタローのラーメン情報室)から抜粋させていただきますね。

  めんめん  12:00〜21:30 火曜休み
  練馬区豊玉北2-5-8 Tel 03-3991-5268
  都営大江戸線、新江古田駅A2出口を出て右へ、目白通りを環7方面に500mほど進み、左側にある三菱自動車の脇の道を入り30mほど先の左側。 
posted by 森奈津子 at 17:37 | TrackBack(0) | 銭湯巡り

2006年10月01日

豊玉浴場(練馬区)

 9月17日(日)9時55分〜11時0分
 所在地/練馬区豊玉北2−7−18
 →東京都浴場組合内ページ →練馬区浴場組合内ページ

 毎週日曜日には朝8時から正午まで営業している銭湯。それが、地下鉄大江戸線新江古田駅から徒歩5分の豊玉浴場です。
 ここの朝湯には、何度かお世話になっています。うちに泊まった友人を連れて行くと、喜ばれるのですよ。

 さて、外観はこの通り、昔ながらの木造の銭湯をリフォームした感じです。

豊玉浴場(練馬区)外観1/060917.JPG

 下駄箱に靴を預け、のれんをくぐると、そこはフロントと休憩室。冷蔵庫も二台あり、飲み物が充実しています!

豊玉浴場(練馬区)冷蔵庫/060917.JPG

 豊玉浴場の特徴は、伝統的な銭湯の形を残しながらも、時代に合わせて少しずつ設備を更新していった形跡があることでしょう。
 この休憩室も、元はオーソドックスな男女別の脱衣所があった中間部分に、壁で四角い空間を作ったもので、上を見れば広々とした格天井が広がり、プロペラ式の扇風機が回っています。
 休憩室では、いつもは常連らしき(そして、美人女将のファンにちがいない)紳士たちが缶ビールで「風呂あがりの一杯」をやっているのですが、今日はまだ、だれもいません。
 フロントの女将さんに断わり、写真を撮らせていただきました。

豊玉浴場(練馬区)休憩コーナー/060917.JPG

 おや。よく見ると、テーブルの上には、大皿に入れてラップをかけた料理がありますね。
 常連さんが持ち込んだのでしょうか? それとも、女将さんが常連さんのために用意したもの?

 大抵、銭湯は女湯は向かって左、男湯が右ですが、豊玉浴場では女湯が右です。ちゃんとのれんの文字を確認して、入りましょう。
 更衣室も浴室も、以前よりすいています。時間が早いのか、それとも、まだ暑い季節だからなのか、あるいは、三連休の中日だからでしょうか。
 浴室に入ったとき、私の他には、年配の方が3人に、四十代と思われる人が1人。
 前は、親子連れや、おばあさんと一緒の女の子がいたものですが、皆さんお一人でいらしているようです。

 さて。体を洗ってから、湯船に入ります。
 この銭湯は浴槽が楽しいのです。四種類もあり、しかも、すべて泡が出ているのです。
 まずは、二人分ある座風呂へ。
 それぞれ7ヵ所――背中2、腰1、ふくらはぎ2、足裏2――に、ジェットが出ています。しかも、うち一人分は、両肩に真上からジェット・マッサージが出ているのですよ!
 この、世にも贅沢な(大袈裟?)肩マッサージ風呂をたっぷり堪能し、次は隣の赤外線風呂へ。これは、底からボコボコ気泡が出ているうえ、先日、日の出湯(江東区)で使いそこねた冷水枕つきです。
 胸をときめかせつつ、冷水枕に頭を乗せてみます。後頭部が冷たくて、気持ちいいです!
 その隣の浴槽は40度のぬる湯で、入浴剤「あわあわ」を入れた備長炭風呂でもあります。
 ここも、二人分に区切ってあり、頭には冷水枕、背中には2ヵ所のジェット・バス。そのうえ、「あわあわ」のおかげで、お湯は細かい泡だらけです。
 や……やばっ。気持ちよすぎますっ。
 日曜の朝から、気持ちよすぎますよ、豊玉浴場!
 しかし、まだ、最大の敵が待ち構えています。今度は寝風呂です。男湯との境界方向を枕に、三人分あります。
 それも、ただの寝風呂ではありません。底から泡ボコボコの気泡風呂。加えて、今日は敬老の日イベントということで、よもぎ風呂であります!(そして70歳以上の方は入浴料百円で入れるのです)
 もちろん、このよもぎは、入浴剤ではありませんぞ。本物の乾燥よもぎが入った布袋が、カランに結びつけてあり、湯につかってるのです。
 はぁ〜、いい香りです。
 8月に行ったときには、この布袋にはローズマリーが入ってました。

 残念ながら、ペンキ絵はなく、向かって正面の壁は、薄いピンクのマーブル模様の合板張りです。
 しかし、高い二段天井は水色のペンキで塗ってあり、朝湯の時間には明るい光が窓から射していて、非常に解放感があります。
 それと、寝風呂の横には、富士山の写真のパネル(裏から蛍光灯の光を当てる、よく地下鉄の駅のホームに設置されいる、あれですね)があるし、その前には、なぜか信楽焼のタヌキ像まであります。
 男湯はどうなんでしょうね。前日に男友達を一人、朝湯に誘ったのですが、「起きられないと思う」と断わられてしまい、男湯の様相は不明であります。

 私が四種類の浴槽で溶けている間に、お母さんに連れられた小学三年生ぐらいの女の子も入ってきました。長い髪を頭の上でひとつにまとめていて、かわいいです。やはり、銭湯に子供がいると、活気が感じられますよね。
 私が出る頃には、浴室にいたお客は、6人。それなりに客の入れ替わりはありましたが、寒い季節のほうが繁盛しているように思いました。

 脱衣所の鏡に背中を映してみたら、見事に赤くなっていました。ここのジェット噴射は強くて、大満足です。
 ドライヤーは、ハンドドライヤーとお釜型の両方があります。
 お釜形には料金が書いてありません。となると、自分が探らねばならないという使命感が湧いてきます。
 椅子に座り、お釜に頭を突っ込み、硬貨投入口に10円玉をチャリン……動きません。
 いくら10円玉を追加しても動かなかったらどうしようと、ドキドキしながら次の10円玉を投入。
 すると、ブォーという音と共に、熱風が出てきました。ホッ。
 以前、ロングヘアだった頃にお釜型ドライヤーをためしたら、長い髪がひとまとめになってクルクル回り、面白かったのですが、今は短めのボブカットなので、そのような事態にはなりません。

 脱衣所から休憩室に出ると、4人のおじいさんがソファで「風呂あがりの一杯」の真っ最中。
 私は冷蔵庫でレトロなお風呂ドリンクを発見!
 プラッシーオレンジです。早速、一本、購入。120円なり。
 休憩所のロデオ・ボーイなる健康器具の上に載せて、パチリ。

豊玉浴場(練馬区)プラッシー/060917.JPG

 よく冷えていて、おいしゅうございました。
 しかし、おじいさんたちのキリン・ラガーを見ているうちに、そっちを買えばよかったかとも思えてきたのではありますが。

■ 重箱の隅的データ ■
<建物> 木造。
<受付> フロント。
<休憩コーナー> フロント前にあり。椅子とソファを合わせて、十数人が休憩可。
<飲み物販売> 冷蔵庫2台。ビールあり。レトロ系ではプラッシーオレンジあり。
<脱衣籠> 有。
<BGM> 無。
<洗面器> ライトグリーンのマーブル模様。
<椅子> 洗面器と同色の家庭用風呂椅子。
<時計> 脱衣所・有、浴室・有。
<浴槽> 計4
  ・ぬる湯(40度)。二人分の半寝風呂。壁際に冷水枕、背中側には2つのジェット噴出穴。備長炭、入浴剤「あわあわ」入り。
  ・赤外線風呂(43度)。床から気泡。壁際に冷水枕。
  ・二人分の座風呂(43度)。うち一人分には肩マッサージ付き。ジェット噴出穴が7つ。
  ・三人分の寝風呂(41度)。床から気泡。よもぎ湯。
<洗い場> レバー式の島シャワー&プッシュ式のカラン(湯水別)付きの洗い場が16ヵ所(向かって右より5−5−2−4)。鏡は個別。
<立ちシャワー> 2人分のブース。湯水別のハンドル式のハンドシャワー。
<床> 薄ピンク色の大きめ四角タイル。模様入り。
<壁> 正面(ペンキ絵が描かれる部分)は、ピンクの合板。他は大きなタイル(黄色いマーブル模様、緑の無地、黄緑の無地の三種を使用)。洗い場周辺も、大きなタイル(オレンジ色、黄色のマーブル模様、ハイビスカスが描かれた赤いタイル)が貼られている。
<壁画> 無。ただし、富士山の写真のパネル、信楽焼のタヌキ像がある。
<背景広告> 無。
<天井> 脱衣所・格天井(木+ベージュ色のペンキ+プロペラ式扇風機1)。浴室・二段天井(木+水色のペンキ。ふちは青ペンキ)。
<ドライヤー> ハンドドライヤー1(20円)、お釜型1(20円)。
<トイレ> 洋式。脱衣所内。
<その他の設備> 脱衣所に扇風機、体重計、マッサージ椅子(100円/10分)、足ツボ刺激マット、ステップトレーナー、両替機(100円→10円)、貸しロッカー(300円/月)。休憩室にテレビ、ロデオボーイ。
posted by 森奈津子 at 18:42 | TrackBack(0) | 銭湯巡り

2006年09月11日

日の出湯(江東区)

 9月10日(日)21時55分〜22時40分
 所在地/江東区住吉2−5−14
 →東京都浴場組合内ページ

 破風造ではありませんが、外観は昔ながらの木造の銭湯です。
 向かって右が男湯、左が女湯。期待に胸を躍らせて女湯へ……。
 下駄箱には木札の松竹錠。いいねぇ。
 引き戸を開けると、番台にいらしたのは、かなり高齢のおばあちゃん。小さな声で上品にお話しされる方です。
 回数券を買いました。10枚で四千円です。
 脱衣所でまず驚いたのは、床や柱がピカピカなこと。ニスを塗り替えたばかりなのでしょうか。木目が美しいです! 天井も、ムードある格天井。
 トイレは、脱衣所から木枠の窓を開けて廊下に出て、すぐ目の前。和式です。床の紅色の丸タイルがなつかしい。

 浴室のタイルは比較的新しいもののようです。
 島シャワーと蛇口がついた洗い場は4列、17ヵ所。シャワーの湯量は、結構、多いほうでしょうか。
 それとは別に、向かって右側の一番手前の壁には、介助用の備えつけ椅子と、ハンドシャワーがあります。脱衣所には自由に使える四点杖が用意されていましたし、うれしい心遣いですね。
 立ちシャワーのブースは、左手前に一人分。
 そして麗しのペンキ絵もご健在。磯を前にした富士山の遠景で、男湯と女湯にまたがっています。
 それだけで、もう、脳内麻薬出まくり。ウヒョー!
 ペンキ絵の右下には、「18.6.1」という日付が……ラッキー! まだ、3ヵ月しか経っていません。道理で、鮮やかなわけです。
 加えて、壁の上部と天井(二段の高天井)には、水色のペンキが塗られています。
 ウヒョー! 水色の二段天井って、空みたいで解放感があり、大好きなんですよ!
 お客は私の他に5人。おばあさんは1人、20代とおぼしき方が1人。あとは30代から50歳ぐらいの間。やや若めの客層です。
 私が入っている間、3人が出て、4人が新たに入ってきました。やはり30代、40代が中心。みなさん、おそらく、仕事を終えてからいらしているのでしょう。
 湯船は二つ。左が気泡風呂で、右が二人分の座風呂。
 座風呂はジェットバスです。噴出穴は背中2、腰1、ふくらはぎ2、足裏2の計7ヵ所。これ、気持ちいいんですよね。特に足裏がたまらないのです。ああ、恍惚……。
 浴槽の壁際には、カマボコ型のステンレス製枕があったのですが、天井やペンキ絵の美しさに興奮していたせいか、うっかり使いそこねました。帰宅してから東京浴場組合HP内の日の出湯のページに「冷水枕」とあるのを見て、後悔することしきり。これも気持ちよかったんだろうなぁ。

 脱衣所でまったりしている間にも、浴室から出てくる人がいる一方で、新たに十数人が入店してきました。
 帰る直前に浴室を見たら、お客は12、3人。結構、繁盛しています。若い女性も三分の一ほどいたでしょうか。活気が感じられます。
 番台のおばあちゃんに「お世話様でした」と声をかけたら「おやすみなさい」とのお返事。
 この「おやすみなさい」がうれしいんですよね。なんとなくご近所気分が味わえる、とでも言いましょうか。
 帰りに出入り口の木枠のガラス戸を見たら、なつかしい柄のすりガラスが入っていました。数枚のうち一枚がバラの模様で、これが特に素敵でした。

 日の出湯は都営新宿線、東京メトロ半蔵門線の住吉駅から徒歩1分ほどですので、沿線の方は途中下車あるいは足を延ばして、一度、いかがでしょうか?
 今なら、木目が美しいピカピカの床と柱と天井、そして新品の富士山のペンキ絵があなたを待っていますよ!
 私などは、もう、脳内麻薬出まくりで、布団に入るまで恍惚としていましたよ。
 そのせいか、朝には、友人に覚醒剤を勧められる夢を見てしまいました。
 友人のT子さん(職業・歯科衛生士)にヤクの売人を紹介されるのですが、どうもそれがおとり操作のように感じられ、注射器を用意された時点で私は「やっぱり、やめます!」と拒絶。売人の正体はやはり警察官であり、私は逮捕をまぬがれる、というオチでした。
 おとり操作だと気づかなかったら、一発キメてたのか……?
 もう、夢の中の自分が信じられません。
 シャブなんかより銭湯のほうが安あがりだし、安全だし、体もきれいになるし、湯あがりに腰に手を当てて瓶入り牛乳を飲むことだってできるのに!

■ 重箱の隅的データ ■
<建物> 木造。
<受付> 番台。脱衣所方向に向いている。
<休憩コーナー> 無。
<飲み物販売> 脱衣所内に冷蔵庫。マミーあり。
<BGM> 無。
<洗面器> 黄色、無地のケロリン桶タイプ。
<椅子> 家庭用の風呂椅子、色はパステルグリーン。
<時計> 脱衣所・有、浴室・有。
<浴槽> 計2
   ・気泡風呂(43度)。一ヵ所ジェット噴出口あり(2穴)。壁際に冷水枕。
   ・二人分の座風呂。ジェット噴出穴は7つ。壁際に冷水枕。
<洗い場> レバー式の島シャワー&プッシュ式のカラン(湯水別)付きの洗い場が17ヵ所(向かって右より5−4−4−4)。介助用が一ヵ所。鏡は個別。
<立ちシャワー> 1。ブースあり。固定・ハンドシャワーの切り替え可。湯と水が別々のハンドル式。
<床> 薄い桜色の大きめ四角タイル。
<壁> ベージュ色の模様入りの大きなタイル。洗い場周辺には色違い(薄いグレー)のタイルも。
<壁画> ペンキ絵。富士の遠景で、手前は海。男女の浴場にまたがって描かれている。
<背景広告> 無。
<天井> 脱衣所・格天井(木+ニス)。浴室・二段天井(木+水色のペンキ。ふちは青ペンキ)。
<ドライヤー> ハンドドライヤー1(20円)、お釜型1(20円)。
<トイレ> 和式。脱衣所から一度外に出たところにある。
<その他の設備> 脱衣所に扇風機、テレビ、マッサージ椅子(20円)、体重計、身長計、血圧計、視力検査表、足裏ツボ刺激グッズ3点、四点杖、おむつ替え用の台。
posted by 森奈津子 at 15:31 | TrackBack(1) | 銭湯巡り

2006年09月09日

ふれあいの湯(港区)

 9月8日(金)17時35分〜18時25分
 所在地/東京都港区芝2−2−18
 →東京都浴場組合内ページ

 ふれあいの湯。
 そう。屈強な男たちが裸でふれあう、ここはゲイ・サウナ……なんてことはありません。
 なんと、ふれあいの湯は区立の公衆浴場。ちゃんと港区の公式サイトにも案内ページがあるのです。
 しかし、前々から思っていたのですが、お役所はなにかというと公共施設に「ふれあいの○○」という名称をつけたがりますが、ひねくれ者の私などは最近、「癒し」同様、「ふれあい」と聞くと背中がムズムズしてくるのですよ。
 よって、私はわざわざ頭の中で、「ふれあいの湯」と言えばゲイ・サウナ、「ふれあい公園」と言えばハッテン場、「ふれあい通り」と言えばゲイ・ストリートを指すのだという変換作業をし、みずから精神の均衡を保っているのです。

 閑話休題。
 料金は都内の私立銭湯(という言葉を今、作った)と同じ、大人430円。
 鉄筋のビルの一階がフロント、二階が女湯、三階が男湯、四階が休憩室になっています。
 入口近くの自動販売機で入浴券を買い、靴を脱いで下駄箱へ。フロントの中年女性に入浴券を渡し、エレベーター前のラックから銭湯情報誌「1010」8月号(第81号)をゲット。
 「1010」は無料ですが、東京都浴場組合の公式ページでは通販も受け付けています。
 脱衣所には、母子連れとおばあさんが二人。常連なのか、帰り支度をしながら楽しそうにおしゃべりしています。
 さらにもう一人、浴室からおばあさんが出てきまして、結局、私が入ったときには、だれもいませんでした。

 脱衣所もそうでしたが、浴室も狭いです。浴槽は一つだけ。天井も低い。でも、新しくてきれいです。
 洗い場は、浴槽に向かって右側の壁に4カ所、左側の壁に3カ所で、計7カ所。島シャワーは珍しいことに、ハンドシャワー。しかも、水栓が自然に止まるプッシュ方式ではなく、ひねるハンドル式で、適温のお湯が連続して出てきます。これは快適!
 しかし、プッシュ方式(レバー式)の島シャワーも一つだけあり、「体の不自由な方にお譲りください」との表示がありました。なるほど。
 浴槽の大きさは2.5×3mぐらいでしょうか。小さいです。
 浴槽内の一ヵ所にポツンと一人分のジャグジーがあり、噴出口は3つ。結構、マッサージ効果があります。が、湯の温度が43度で私には少々熱く、長湯ができませんでした。
 浴槽の向こうにはレインボーブリッジの壁画がありましたが、これはペンキ絵ではなく印刷。
 結局、入浴中はずっと一人でした。ピークの時間帯を過ぎていたのでしょうか。

 脱衣所では扇風機の風に当たり、汗が引くのを待ちながらゆっくりと服を着て、それから、4階の休憩室をのぞきに行きました。
 窓が広くながめがよく、自動販売機があり、キッチン用のシンクもあり、椅子が背中合わせで二列並べられている……と、そこまではよかったのですが、なんと、よごれてヨレヨレの服を着た中年男性が、サンバイザーで顔を隠すようにしつつ、数脚の椅子を一人で占領して寝ているではありませんか。
 明らかにホームレスです。他にはだれもいません。
 区立浴場ならではの光景とでも評しましょうか。いや、一瞬、神が私をお試しになられているのではないかと疑いましたよ。
 私が入っていっても、おっさんは微動だにしません。しみだらけのスウェットパンツからのぞく足首は紫色に腫れています。大丈夫か?
 手首に脱衣所のロッカーのキーがぶら下がっているということは、荷物をそこにしまって、睡眠をとっているのでしょうか。
 私はおっさんに心の中でそっと言いました。
「早く体を洗ってきなされ」

■ 重箱の隅的データ ■
<受付> フロント。
<休憩コーナー> 4階が椅子と自動販売機のある休憩室。
<飲み物販売> 休憩室に自動販売機。
<BGM> 無。
<洗面器> 黄色、無地のケロリン桶タイプ。
<椅子> アマガエル色、板を折り曲げた形の椅子(名称がわからん!)。
<時計> 脱衣所・有、浴室・有。
<浴槽> 1(一人分だけジャグジーあり。43度)。
<洗い場> 島シャワー(ハンドシャワー)&カラン(プッシュ式)付きが7ヵ所。島シャワーのうち6つはハンドル式、1つはプッシュレバー式。鏡は個別に設置。
<立ちシャワー> 1(ハンドシャワー)。ブース無。
<床> パールが入った淡い水色の四角いタイル。大きめで唐草に近い模様が入っている。
<壁> 洗い場周辺はアズキ色の四角いタイル、他は淡い桜色の四角いタイル。どちらも大きめ。
<壁画> レインボーブリッジ(印刷)。
<背景広告> 無。
<天井> 平らで低い(普通のビルの天井の高さ)。色は白。
<ドライヤー> 無料で使える(珍しい!)ハンドドライヤーが一つ。
<トイレ> 脱衣所内。洋式。
<その他の設備> エレベーター。脱衣所に扇風機、おむつ換えのためのベビーシート、体重計。
posted by 森奈津子 at 10:31 | TrackBack(0) | 銭湯巡り